この記事は、商船三井の中途採用(陸上総合職)の一次面接レポートです。
三大外航海運会社として知られる、日本郵船(NYK)・商船三井(MOL)・川崎汽船(”K”LINE)の次男坊です。
略称のMOLは、英文社名のMitsui O.S.K Lines, Ltdから来ています。O.S.Kは、旧社名大阪商船三井船舶の”OSAKA”の名残だそうです。
以前、”K”LINEのレポートを書きましたので、そちらもご参考まで。
今回はWebテストではなく、直接企業サイト経由で応募しています。
選考フローは以下の通りでした。
書類選考 → Webテスト → 一次面接→ 二次面接・適性テスト → 最終面接 → 内定
WebテストはTG-WEBでした。
受験翌日には一次面接の案内が来ましたので、それほど重要視はされていないと感じました。
ウタルの転職軸へのマッチ度
恒例のマッチ度チェックをしていきます。
- ビジネスパーソンへの知名度
90点:3大外航海運会社かつ財閥系ということで、申し分なし。 - 仕事のスケール
95点:重量ベースで全物流の99%以上が海上輸送。海洋事業への経営資源集中。 - 海外駐在の可能性
95点:常時社員の20%が海外駐在。
川崎汽船同様に、魅力的な会社です。
また給料についても、四季報では大体平均年収1,000万円前後と高給です。
競合の日本郵船の同等以上とのネット口コミもありました。
『商社未満、メーカー以上』という塩梅で、少なくともウタルの会社よりはリッチな生活がおくれそうです。
商船三井 面接対策
商船三井に関しては、エントリー前に企業説明会というのが開催されました。
参加は任意ですが、新卒就活同様にこの手の説明会は参加マストだと思い応募しました。
内容としては人事がパワーポイントに沿って説明するスタイルでした。
3-4年でのジョブローテーション制度がかなりしっかりと運用されている印象で、人事の方も営業経験があるためか、事業説明も非常に分かりやすかったです。
質問も自身の現場での実体験をもとにした回答をしてくれるなど、企業理解を深めるうえでもおすすめだと思いました。
ちなみに全3日程あり、ウタルの参加会で200人少々の応募者がいたので、少なくとも600人以上はエントリーしてくるのかなと感じました。
商船三井の特徴は、一言でいうと『海洋事業に特化した経営資源の集中』にあります。
競合となる日本郵船は総合物流企業を掲げてフォワーダー事業の割合を増やしていますが、商船三井は海上輸送のノウハウを生かした資源開発事業や風力・LNG発電事業に集中しています。
また、LNG船に関しては世界一の船隊規模を誇っているそうです。
LNG発電船事業については、トルコのKarpowership社と合弁で展開中のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=8MUE9vPO_uA&t=6s

海運業界全般に言えることですが、「脱炭素」がキーワードとなっており、従来の重油焚き船舶燃料からLNGやアンモニア燃料への移行や、帆を活用した風力由来の船舶動力確保などに注力しているようです。
なおコンテナ船事業については、2018年に邦船三社で設立したOcean Network Express(通称ONE)に事業統合しています。

日本郵船のほうが企業としてのリスクヘッジは出来ているけど、商船三井のほうが海運・海事関係の仕事のチャンスは多いのか?
商船三井 一次面接内容
一次面接は、虎ノ門本社で実施されました。
商船三井にはグループ会社でオフィスビル事業を手掛けるダイビル株式会社を子会社に持ち、虎ノ門本社もダイビルの自社物件だそうです。
銀座線虎ノ門駅から、歩いて数分のオフィスでした。
1Fの受付経由で、待合室に案内されました。
他の待合せ室にも応募者らしき人が3名ほど見えましたが、果たして何人が一次面接に呼ばれているのかは分かりません。

コンコン、失礼します!
ウタルと申します、本日はよろしくお願いします!

こんにちは、おかけください。
時間も20分ほどと限られていますので、早速始めさせてください。
面接官は一人でした。
自己紹介がなかったのですが、人事の方ではなく他部署からの応援?っぽい雰囲気の方です。
30代後半~40代前半くらいの見た目です。

この度はなぜ商船三井を選んでいただいのか、教えてもらえますか。

広く社会に影響を与えたい、貢献したいという思いから海運業に興味を持っています。
その中でも商船三井は変革に挑む風土があり、海上輸送で培ったノウハウを周辺事業に展開しています。強みを掛け合わせた新規事業を生み出すという働き方は現職においても重要性を感じており、また私自身の価値を発揮できるとも考えています。

これまではどういったお仕事をされてきたのでしょうか。

営業とマーケティング業務に従事しました。特にマーケでは、▲▲という新製品の事業開発を行いました。市場性タッピングのためのWeb戦略や、事業化に向けて社内関係者、関係部門の体制構築をリーダーとして推進していきました。

何か業務を行う中で、苦労したことや挫折した経験などはございますか。

工場など社内関係者の合意を得ることが大変でした。市場性を定量的に示すべく、Webマーケでは○○をKPIとしました。ただ結局成功するかはやってみないとわからないので、最後は開発、製造、経理部などへ事業への強い思いを訴えて回ることに注力しました。

ありがとうございます。
上司と意見が合わないときは、どのように立ち回りますか。

先述の内容の重複するかもしれませんが、定量的な説明、定性的な熱意を両輪で押し出すようにしています。私は周囲からは冷静な人だと言われることが多いので、だからこそそれを逆手に取り、本当に進めたい案件の時はやる気を前面にPRして、承認をもらっています。

確かにウタルさんとお話をしていると、非常に落ち着いた物腰というのを感じます。だからこそ、熱量を出されると話を聞いてみたくなりますね。
ここで面接官が、「うーん、あとは何を聞こうかな・・・」と言いながら手元の紙を見ていました。人事からの質問リストがあるのかもしれません。

ちょっと変な質問ですが、ウタルさんのそのような性格・素養は、どこで身に付いたと思いますか。

高校・大学で某スポーツをやっていた経験が大きいかもしれません。成果を上げるには理論も大事ですし、気持ちの強さも必要だと実感しました。それぞれの良さがあって、どちらか一方があればというものではないと、学ぶことができました。

お、体育会部活出身でもあったんですね!聞いてよかったです。
確かに、未来のことはどうしてもわからない部分がありますから、おっしゃっていることはよくわかりました。

最後に、現在の他社様の応募状況などを、可能な範囲で教えていただけますか。

川崎汽船様の一次面接の日程調整中です。
川崎汽船も同時期に募集していた情報は知らなかったようで、いつ頃から求人があったのか等を聞かれました。

本日はありがとうございました!結果については合否に関わらずご連絡します。

ありがとうございました!
本当に20分少々で、あっという間の面接でした。
相当回転率が高いと推察され、すなわち競争率も高いのでしょう。
面接の雰囲気はかなり良好で、手応えとしてはイケたように思えましたが、、、
商船三井 一次面接の結果
翌日に、メールで連絡が来ました。
===
○○様
株式会社商船三井 人事担当です。
この度は一次面接にご参加いただき、誠にありがとうございました。
ぜひ、二次面接/職務適性検査 にお越しいただきたくご連絡致します。
===
一次面接を突破しました!
グローバルに働けて仕事内容も社会的意義が大きいということで、本心から入社したい企業でしたので、ウタルのテンションも↑↑です。
川崎汽船のときにも思いましたが、利害関係者との調整能力・経験というのは、海運業界において重要視されるのかもしれません。
ただ、職務適性検査というワードに引っ掛かります。試験内容が分からないので対策ができません。
クレペリン検査ならいいのですが、、、
以上、商船三井の一次面接体験記でした!



コメント
差し支えなければ、書類提出後、結果までの日数はどのくらいだったかご教示いただけませんか。
コメントをありがとうございます!
締切り後、5日くらいしてから一次面接の案内が来たかと思います。
こんにちは。ブログ参考にさせていただいております。
お伺いさせていただきたいのですが、書類提出は締め切りのどのくらい前に提出されたでしょうか。
本日説明会があり、ぜひ応募しようと決めたのですが、締め切りギリギリまでブラッシュアップするか、早い段階で面接に呼んでもらうことを狙って早々に出すか迷っています。
ウタルさんの場合、書類提出後5日ほどで合否連絡が来たとのことなので、早めに出しても特に早期に面接に呼ばれるといったことはなさそうだなと予想していますが、教えていただけますと幸いです。
コメント頂き、ありがとうございます!
私の場合は、締切前日に提出しました。ご参考になれば幸いです。
返信ありがとうございます。
やはり特に早く出すメリットもなさそうですね…ギリギリまでブラッシュアップしたいと思います。
教えていただきありがとうございました。