東京エレクトロン 中途採用 入社検討

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この記事は、東京エレクトロン株式会社(通称TEL)の中途採用(総合職)の入社検討を記載します。
ありがたいことに複数のコメントを頂戴しましたので、綴ってみたいと思います。

前回の最終面接の記録はこちらです。

なお、ここに至るまでのプロセスは以下の通りでした。

書類選考・Webテスト → 一次面接→ 最終面接(役員)→ 内定・入社検討

内定通知書の条件内容(おさらい)

前回の記事でも記載しましたが、改めてオファー条件の内容を記載します。

処遇内容抜粋

勤務地   :東京本社(赤坂Bizタワー)
配属部署  :エッチングシステムBU エッチングシステム営業部門
入社予定日 :2か月後
職位    :GTCレベル7(特定の領域において自らの判断・提案を行う)
想定年収  :約830万円(※賞与、月額地域手当込みの理論年収。残業代は含まず)
退職金制度 :年額一時金20万円超、企業年金20万円超、確定拠出年金12万円超が会社負担
休日    :土曜・日曜・国民の祝日・年末年始(12/29~1/3)
労働時間  :7.5時間/日

試用期間  :入社後6か月(待遇に変更はなく、試用期間中も勤続年数に通算する)

GTCレベルについては、以下のTELの人事評価制度解説にわかりやすく纏めてあります。
https://www.i-note.jp/tel/01/01.html

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その他情報・ウタルの感想

率直な感想として、かなり良い条件を提示して頂いたと思いました。
エージェント経由でも深堀をして確認したので、以下にコメントさせて頂きます。

東京エレクトロンは年功序列ではなく人事考課連動制でジョブグレードが決まるようで、ウタルは管理職2歩手前のレベル7での採用予定とのことでした。
若年齢・未経験というバックグラウンドを考えると、悪くはない評価に思えました。

給料に関しては、ウタルの前職で年収約600万円程度でしたので、文句なしです。
想定年収には残業代が含まれていないようなので、実質的には900万円に到達してもおかしくない条件でした。

勤務地は東京本社です。東京メトロ赤坂駅の近くで、全く文句はありません。
工場は宮城や九州にあるそうなのですが、基本的に営業で採用されたら地方勤務はないだろうとの説明を受けました。(※出張は除く)

退職金は正直妥当性がよくわからなかったのですが、ネットの口コミを見る限り、優良そうです。

東京エレクトロン 入社検討

待遇はかなり良かったのですが、何か見落としているポイントはないか、改めて自省してみました。
まずは内定が出たこの段階で、改めてウタルの転職軸に照らし合わせてみます。

※黒字が面接前段階での点数、赤字が内定後の振り返りです。

  1. ビジネスパーソンへの知名度
     85点:マニアックな業界だが、TELは世界的な技術競争力があり、まずまずの認知度。
     →変わらず
  2. 仕事のスケール
     75点:半導体製造装置という狭い市場に特化。BtoBという面ではやや現職と似た会社?
     →想像以上に扱う金額が大きく、日本を代表する世界的企業
  3. 海外駐在の可能性
     90点:顧客である半導体メーカーは、米・中・台に集中。駐在チャンス多し?
     →海外出張は多いが、工場をマネージしていくことが求められ、駐在は実は多くない。

仕事の大きさは好印象である一方で、駐在のチャンスが思ったほどではない点がマイナスでした。

また待遇面を冷静に見つめると、気になる点が出てきました。

①駐在のチャンス小
 …上述の通り
②年収に占めるボーナスの割合が高い
 …ボーナスは業績連動性で、個人評価よりも会社の業績次第。
③試用期間が6か月
 …普通は長くても3か月じゃないか?

②については良い面もあろうかと思います。
しかし、半導体業界の永続的な成長はありえないのではないか?という懸念がウタルの中ではありました。

確かに、半導体は産業のコメと呼ばれる、重要な製品です。
しかし、半導体製造にあたっては莫大な初期投資が必要となり、またその特質上「規模の経済」がモロに効いてくる産業です。すなわち、ちょっと需給が崩れれば一気に赤字垂れ流しとなる業界です。

そのような中で、ご存じの通り日本の半導体メーカーは壊滅的な状況に陥った一方で、米国・韓国・台湾、そして中国の半導体メーカーは隆盛を極めています。
それらの国の共通点は、国家による強力なバックアップ体制が構築されている点にあります。補助金や低利融資、土地斡旋、教育インフラ等、、、

残念ながら、そんな覚悟を持った政策を、日本政府が行う胆力はないでしょう。

日の丸半導体メーカーが最初に傾きましたが、じきに製造装置(材料分野も?)でも同様の事態に陥るでしょう。AMATやASMLと比べて、東京エレクトロンは行政の後ろ盾が少なすぎるように思えます。

どんなに一企業が優れていても、巨人に小人が立ち向かってもかなわないと、面接を経るごとに業界構造を見つめながら、ウタルは考えるようになりました。

そうであれば、業績連動ボーナス制というのはかなりリスキーですし、ウタル自身次の会社は定年まで働くつもりで転職活動をしていましたので、そういう意味でも難しいかなと思いました。

また、③については些細なことのようにも思えますが、ウタルは気になりました。
試用期間終了後、即クビになるなんてことは日本では中々ないでしょうが、逆にそうであれば6か月という長期の試用期間を設ける意味が余計に分からなくなりました。

会社に生殺与奪の権利を献上し続けるような気がして、ネガティブな印象でした。

東京エレクトロン 入社判断

文脈からお分かりの通り、今回の話については入社を見送りました。

良い点も沢山ある会社でしたが、並行して面談を受けていた某社(のちにウタルが入社する会社)も良い感じの手応えでしたし、上述の通り東京エレクトロンに感じた懸念点を払拭することができませんでした。

エージェントはとっても落ち込んでましたけどね・・・。
彼らからすると自分の手柄にならないので当然ですが。

以上です!

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