この記事は、富士フイルム株式会社の中途採用(総合職)一次面接のレポートです。
写真フイルム事業から始まり、今ではヘルスケア事業やプリンターなど各領域で一流製品を提供する、複合企業です。
持株会社制を採用しており、富士フイルムホールディングスの傘下に、事業会社として富士フイルム株式会社と富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧:富士ゼロックス)の2社が存在します。
今回は、富士フイルム株式会社の海外マーケティング職へ応募した際の体験記を綴ります。
配属先はメディカルシステム、産業機材、電子材料、記録メディアいずれかの事業部で、海外マーケティング/事業企画をお任せする、との募集内容でした。

オープン採用に近い募集なのかな?
募集要項には選考フローが明記されておりませんでしたが、エージェントによると以下のような流れが多いとのことでした。
書類選考・Webテスト → 一次面接(セミナー選考会) → 二次面接 → 最終面接 → 内定
今回はDodaからの応募です。
エージェントに登録してある職務経歴書を提出すると、Webテストを案内されました。
特に難しいテストではなく、無事に通過し、六本木本社での一次面接を受けられることになりました!
ウタルの転職軸へのマッチ度
恒例となりましたが、ウタルの本音の転職軸とのマッチ度を見ていきます。
- ビジネスパーソンへの知名度
100点:カメラやOA機器など一般消費者にもなじみが深く、知らない人はいないかと。 - 仕事のスケール
80点:配属事業部によって働き方が異なりそうなので、何とも言えません。 - 海外駐在の可能性
90点:同社の海外売上高比率は6割以上ですし、チャンスは多いと思われます。
社会認知度の高い会社ですし、海外のチャンスも多いということで、余裕で基準クリアです。
富士フイルムの古森会長は財界の有名人で、経営手法は様々な書籍で取り上げられていますし、訳のわからない社内論理で仕事が進まないことを現職メーカーで数多く経験したウタルには、一度そうした優れた経営者に統率された会社で働いてみたいという思いもありました。
富士フイルム 面接対策
一次面接を受けるまでは、どこの事業部採用になるか分かりません。
エージェント曰く、二次面接かが実際の配属予定部門の面接になるとのことでした。
すなわち、一次は広く富士フイルムの事業全般を理解しておく必要がありそうです。
求人には以下の内容が掲載されていました。
【職務内容】
海外マーケティング(1~3)/事業企画(4)
1.現法や現地代理店と連携して販売施策/販売計画の立案遂行管理
2.本社機能としての現法や現地代理店への経営指導、営業支援、業績管理
3.新規流通チャネル、顧客の開拓などの営業
4.事業課題の設定や事業計画の策定・推進など
【必須条件】
・メーカーで海外市場のマーケティング業務、代理店の販売サポート、新規流通チャネル/顧客の開拓など営業の経験、または事業企画経験(M&A、他社との提携やアライアンス含む)のある方
・海外での駐在経験ある方、海外拠点の立ち上げ経験がある方が望ましい
・英語によるビジネスレベルのコミュニケーション・交渉・文書作成が出来る
【望ましい経験や能力】
・BS/PLが理解出来る
・新しいことに積極的にチャレンジするバイタリティ、行動力がある
・どのような環境でも臆することなく自分の意見を的確に伝える/相手の話しを聴くコミュニケーションが出来る
なお、富士フイルムは、会社HPに毎年の事業概要を更新してくれているので、企業研究に役立ちます。
(本ブログはあくまで面接体験記ですので、細かな企業分析は割愛いたします)
ff_presentation_001j.pdf (fujifilm.com)

富士フイルムは民生品から川上材料まで幅広い事業があり、M&Aにも積極的です。
スピード感に著しく欠け、事業投資となるともはや上層部は責任回避で誰も判断しない現職にストレスを感じていたウタルにとっては、魅力的な会社に思えました。
今回の募集はBtoB系の職種になりそうですので、現職での経験を踏まえ、
・志望職種:先端材料を海外へ拡販する仕事
・志望理由:付加価値の高い材料を提供できる会社が富士フイルムである
という風に希望を固めました。
富士フイルム 一次面接内容
セミナー選考会という名目の一次面接にが、六本木本社で行われました。
事前にエージェントからは、下記のように案内されました。

書類選考を通過した方は、このセミナー選考会という企業説明会と一次面接を兼ねたイベントに呼ばれます。
・企業概要説明 (30分)
・人事部との面談(30分)
・アンケート記入(30分)
という、約1時間半が予定されています。
企業概要説明
オフィスに入って受付を済ませると、応募者5-6人が一室に集められました。

応募者はみな20代中~後半の若い方ばかりだな。
恐らく30才あたりで年齢制限を敷いているのでは?
企業概要説明は、40代前後の人事一名により行われました。
生々しい現場の情報などはなく、HP上の情報レベルだったなという感想です。
人事部との面談
企業概要説明の後、名前を呼ばれた人から別室に移動し、人事面接が始まりました。
ウタルの名前が呼ばれ、緊張して入室すると、2人の面接官が応対しました。

こんにちは、先ほどの企業説明時にも自己紹介しました、人事眼鏡です。

初めまして。一緒に面談させて頂きます、人事体育会と申します。
最初に、富士フイルムの志望動機をお伺いできますでしょうか?

現職では半導体や通信用部品の営業・事業企画を行って参りました。
海外を相手に面白い仕事をさせてもらえたと思っていますが、残念ながら同製品の市場は飽和してきており、新興国勢との技術優位性も失われつつあります。
そうした中で、写真フィルム事業から育んできた御社の先端材料に興味を持ちました。

具体的には、弊社のどんな製品や技術領域に興味をお持ちでしょうか。

御社は電子材料分野に強みがあり、私自身その領域で働いてみたいと考えています。特に、半導体製造用のフォトレジストなど、私が関わってきた半導体製品の基礎になっているような素材に関する事業に関わりたいと考えています。

なるほど・・・。
今回の選考はご存じの通り、現時点ではまだ配属先事業部門を定めていません。
仮に、例えばヘルスケア事業への配属になったとすると、弊社へ入社頂けますか?

ありがとうございます。配属先未定という選考であること、よく理解しております。
そのうえでご質問への回答ですが、申し訳ないのですがまだYes/Noを明言できません。
非常に面白いと思える分野ですが、先ほどの通り御社へ惹かれた当初の経緯が電子材料分野でしたので、恥ずかしながらまだ自信を持って興味があると申し上げられる状況にありません。
「入社します!」と言っても良かったのですが、結構異なる事業領域同士ですので、あまり軽率に迎合すると思慮の浅い人間だと思われるかもと逡巡し、上記のように回答しました。

承知しました。
確かに、今回は多様な事業分野を同時に纏めた求人ですので、今後選考が進む中でご自身のお考えを詰めて頂ければ問題ありません。

これまで、現職でもBtoBの事業に携わってこられたと思います。
製品知識などは、どのように習得したのでしょうか?

顧客や競合などの技術情報で不明点があれば、まず自分で調べて、自分なりの用語辞典を作成しています。それでも難しい場合などは、工場の人と関わる際、不明点を教えてもらうなどして、一つ一つ疑問点を潰していきます。

人に教わる際は、何か意識していることはありますか?

相手の時間を奪うことになるので、疑問点を端的に分かりやすく伝えるよう意識しています。

仕事を行う中で、挫折経験はありますでしょうか?

××の契約締結で、先方との認識ズレにより商談がこじれてしまいました。(以下略)

最後に、ご自身の長所・短所を教えてください。

長所は、相手の本意を汲み取りながらチームで仕事をすることです。
短所は、少々楽観的な性格であることです。

以上で終了します。
先ほどの会議室に戻って、アンケートをご記入ください。
特に深く突っ込まれるような面接ではありませんでした。
基本的なコミュニケーション能力を測られたのだと思います。
アンケート記入
アンケート、という名目でしたが、これが中々の曲者でした。
「嬉しい時」「仕事に求めるもの」といった短い題目が10個程度あり、それぞれを20文字くらいで表現するものでした。

こんなものに何の意味があるんだ・・・?
でも記名式だから、適当にはできない・・・
できたのかどうかは分かりませんが、手を抜かずにやり切りました。
アンケートが終わった人から、机にアンケート用紙を伏せて帰宅していきました。
富士フイルム 一次面接 結果
一次面接の結果は、エージェントから電話で連絡を受けました。

富士フイルム株式会社ですが、ウタルさんには是非次回選考へ進んでほしいとのことです!
二次選考は記録メディア事業部門での選考となります。
無事に一次を突破することができました!
次回は二次選考です。


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