東レ 中途採用 一次面接 体験記

メーカー

この記事は、東レ株式会社の中途採用(総合職)一次面接のレポートです。

東レといえば、戦前に東洋レーヨンとして化学繊維製造からスタートした会社です。
“Innovation by Chemistry”がスローガンで、今では繊維のみならず総合化学・素材メーカーとして一般認知されていますよね。

ユニクロのヒートテック材料繊維、ボーイングに採用された炭素繊維、水処理膜などが有名です。

今回はエージェント経由で、「水処理事業に関する営業業務」の求人へ応募しました。
選考の流れは以下のようです。

書類選考・テストセンター → 一次面接(マッチング面接)→ 二次面接(職場面接) →
適性テスト・処遇面談→ 最終面接(役員)→内定

選考フローが結構長く、テストセンターへわざわざ受験しに行く必要もあります。
大学卒業して以来久しぶりに聞いたテストセンターの響きに、懐かしい気持ちになりました。

テスト受験後数日で、一次面接の案内を受取ることができました!

ウタルの転職軸へのマッチ度

ここで一度、100点満点評価で、ウタルの本音の転職軸とのマッチ度を見ていきます。

  1. ビジネスパーソンへの知名度
     95点コンシューマ製品は少ないが、メディア露出は多く一般層にも広く知られる。
  2. 仕事のスケール
     70点川上川中産業で各業界へ影響を与える。完成品ではないので金額規模はso-so。
  3. 海外駐在の可能性
     70点東レ全社では29か国に拠点、海外売上比率56%。

現職は中間部品を扱うBtoBメーカーですので、似ている部分はあります。
しかし、知名度が段違いですし、製品の競争力という面でも東レに軍配が上がります。

今回の募集要項にTOEIC800点以上とあったので、海外系の業務に携われることは間違いありません。

職場も日本橋三井タワーという都心部の綺麗な建物で、東京メトロ三越前駅直結です。
東京とはいえ都心部からは離れた工場で勤務するウタルにとって、魅力的な勤務先です。

東レ 面接対策

祖業であるレーヨンの生産からは既に撤退しています。汎用品は中国勢との競争を諦め、高付加価値品で勝負をかけているのです。
現在では事業を多角化し、下記のように5つの事業分野体制となっています。

・繊維事業
・機能化成品事業
・炭素繊維複合材料事業
・環境・エンジニアリング事業 ←今回応募した水処理事業が属しています
・ライフサイエンス事業

水処理事業については、2020年6月のIR資料で詳細を説明してくれてました。
https://www.toray.co.jp/ir/pdf/lib/lib_a560.pdf

以下の画像は上記IR資料からの抜粋です。
水処理膜は、目の”粗さ”によって分離できる対象物が異なります。
東レはすべてのレンジの水処理膜を生産することで、多様な顧客ニーズを掴んでいるようです。

またその中でも最も技術難易度が高いRO(逆浸透)膜に強みを持っており、生産販売拠点も各国に跨っています。海外顧客との仕事や駐在も多そうですね。

以下のように、志望理由を纏めました。

唯一無二の競争力を持つ東レの水処理膜を通じて、人々の豊かな生活を支えるというやりがいに惹かれました。「環境の世紀」である21世紀において、高品質な水処理技術は国や人種を問わず重要な課題であり、挑戦であると考えます。現職でも▲▲といった製品の事業化にチャレンジし、関係者と協働して社会課題の解決に貢献ができたと考えています。具体的には~(以下略)。今後はこのチャレンジ精神と実行力を、より直接的に人々を支える業務に注ぎたいと考えました!

定性的な気もしますが、このタイプの日系メーカーはロジックよりも自分の言葉で熱意を語ることを好まれる印象があり、情熱重視で志望動機を語ることにしました。

東レ 一次面接内容

一次面接はマッチング面接ということで、人事課長と1 on 1でした。
MS TeamsでのWeb面接でした。

課長
課長

こんにちは~。

ウタルさんですね?緊張してます?

今日は自分らしく、本音の会話ができればと思ってるからよろしく頼んます~。

似非関西弁?のようなしゃべり方の、40-50才代の方が今回の面接官でした。
緩めの雰囲気を漂わせていましたが、油断は大敵です。

課長
課長

まずは職務経歴と、転職活動のきっかけ、当社への志望理由について教えてもらえますか。

フルコースの注文を受けました。
ウタルは会話形式のほうが得意なタイプですが、相手からこう指定されたらある程度長くしゃべるより他ありません。

できるだけ端的に、を気を付けながら、説明を行いました。

ウタル
ウタル

現職では営業を数年、企画を数年やってきました。営業の商材は○○部品で、○○部品を用いて完成品を作る××業界の顧客を中心に活動しました。企画業務では、▲▲新製品の事業化に向け市場タッピングや社内体制構築を行っています。

ウタル
ウタル

転職の動機は2点あります。成熟社会で市場成長を期待しにくい日本ではなく海外とかかわりたいことと、自身が人生を通じて注力するならば付加価値の高い商材を扱いたいと思ったからです。
志望動機は、~(上述の通り)です。

課長
課長

なるほど、そういうことやね。

お客様は基本的に企業やと思うんやけど、技術者がお客になる機会も多かった?

ウタル
ウタル

はい。製品の性質上カタログ品をそのまま売るというよりも、顧客技術者の要望を聞きながら製品仕様をお互いが作りこんでいく働き方が多くありました。

課長
課長

そかそか、ありがとう。

商材は部品やから入札というよりは、都度発注という注文形態やね?

英語は結構できるほう?

ウタル
ウタル

はい、入札というのは殆どありません。

英語に関してはネイティブではありませんが、業務では普段から使用していましたし、自分で英会話教室にも通ってある程度柔軟な会話はできるようになったと自負しています。

課長
課長

うんうん、よくわかりました。うちの他部門の求人って見たことある?

ウタル君の経験から考えると、樹脂材料とかプリプレグ(炭素繊維)の営業の方が向いてるかもしれんな、と思ったのよね。

課長
課長

水処理の場合はお客さんがプラントメーカーやったり官公庁系やったりで、勿論自分から売り込んでいくっていう仕事もあるし海外商談も多いんやけど、結構入札とか契約書の書類対応業務のウェイトが高いんよね。

ウタル
ウタル

あー、現職でも隣の部門なんかは公共案件が多かったりするので、イメージはつきます。

課長
課長

せやろー?

せっかく現職でエンジニアとか相手に小難しい技術の話もしながらの営業が身に付いてるんやったら、樹脂営業とかのほうがええんちゃうかなと思ったのよね。

ウタル
ウタル

そうですか・・・。ちなみに海外ビジネスの多さという観点では、いかがでしょうか。

課長
課長

東レは海外展開が進んでいる会社やから、どこの部署もチャンスはあると思うよ。

まあそうね、、、水処理は今回の求人も海外商談を前提とした内容になってるかな。

樹脂の場合は初期配属は国内の可能性もあるけど、いずれ海外に移るとは思う。

プリプレグの場合は、最初から海外商談になりそうかな。

ウタル
ウタル

なるほど、ありがとうございます。

ただ、うーん、そうですね、今すぐには決められない、というのが正直なところです。

課長
課長

まあそうよね。

もう薄々感じてると思うけど、今日の面接はOKで次に上げるつもりやからさ、一回持ち帰って後日エージェントさん経由でもう一度希望を教えてよ。

ウタル
ウタル

わかりました。ちなみにいずれか一つにしか応募できないと考えてよろしいですよね。

課長
課長

基本的には、その通りです。

でも、例えば今日この後、社内的に水処理事業への候補者としてウタルさんを配属部門に打診してみて、部門側からウタルさんの経歴的にNGと断られた場合、次は樹脂部門に打診してみるといったやり方は私の裁量で可能です。
要は、一次面接と二次面接の間の配属部門への社内打診でNGになる分には、次のチャンスを作ることができるってことやね。
ただしいったん二次面接に進んでしまった場合、二次面接で不合格となったからといってやり直すことはできません。もし他部門に応募したければ、また一から書類応募となります。

課長
課長

色々言うたけど、決して現時点でウタルさんが水処理事業に不適と判断しているわけではなく、ウタルさんの経歴を踏まえたうえで内定確率が高い部署はどこか、仕事への共通項の多い部署はどこかって観点でお話ししたにすぎません。
今日の話を受けて、それでも水処理がいいんであれば部門側に打診します。

ウタル
ウタル

承知いたしました。ありがとうございました。
持ち帰って検討したうえで、こちらの意思をお伝えしたいと思います。

東レ 一次面接の結果

一応帰宅して考えました。

ウタル
ウタル

樹脂の場合は自動車メーカーが大口顧客となりそう。だとしたら、なんだかんだ国内ビジネスも多いだろうから却下。プリプレグは、風力発電のプロペラや航空機の機体の軽量化、金属からの置き換えか・・・。正直よくわからん。

ここで、総合商社の友人が昔、炭素繊維の営業部門はめちゃくちゃ激務だと言っていたことを思い出しました。

商社側の目線とメーカー側の目線は異なる部分もあるでしょうが、何となく水処理のほうが海外駐在のチャンスが多そうなことと、「君子危うきには近寄らず」の精神で、このまま水処理での応募を継続することにしました。

面接は月曜日でしたが、その週のうちにエージェントから一次面接合格の連絡を受けました!
希望通り、水処理事業での選考継続となったとのこと。

もともと一次面接はマッチング面接と言われていましたから、書類通過している時点で落とすつもりはないのかもしれませんね。
それでも、希望通り選考が進んだことに安堵しました。

次回、二次面接のレポートです!

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